ハンドメイドも今と昔では、
その在り方も変化してきました。
10年ひと昔と言いますが、
10年以上前のハンドメイドアクセサリーにも、
ビーズ編みアクセサリーやビーズ刺繍、
天然石アクセサリーの人気はありました。
昔からハンドメイドアクセサリーは、
普通に存在していましたが、
違うのは今のように販売場所が多くなかったことです。
ネットもこれほど普及していませんでしたし、
好きなパーツを貼って販売、
なんてものも多かったと思います。
もちろん今もパーツ屋さんは多く、
その流れは変わりませんが、
ハンドメイドブームになり、
そこにオリジナル性が出てきました。
以前はパーツ屋さんでしか手に入りにくかったものも、
100均でも売られ、
子供でも手軽に作れるようになりました。
好きなパーツを繫げて販売するのも、
自分のオリジナルの一つですから、
そんなショップさんも沢山あります。
私達も気に入ったパーツがあれば、
それを使用して繫げます。
繫げただけだとハンドメイドなの?
と感じる人も多いですが、
繫げたデザインにも個性はあります。
以前お話した世界観。
これを出すために、
オリジナルのパーツを1から作り上げ、
市販のパーツと組み合わせたり、
型から全てをオリジナルで製作される作家さんも、
多くなってきました。
確かにパーツを繫げただけなら、
自分でも作れると思いますものね。
私達がビーズ編みや組み合わせのほかにも、
レジンやつまみ細工を始めたのも、
テトテやミンネというサイトで、
ハンドメイダーさんを募集し始めたころに、
これからはハンドメイドが、
趣味という枠組みからもう一つ先に進むのかな?
と感じたからです。
委託販売だけだったので、
ネットだとどうなるのかな?
写真と説明文でちゃんと伝わるかな?
そんなことを思いながら、
販売開始に踏み切りました。
ハンドメイドをする理由は人それぞれですが、
趣味、
子育て、
定年後、
病気、
介護など、
色々あると思います。
自分の空いた時間で、
出来ることは限られてきます。
お金だけの問題なら、
パートやアルバイトの方が解決できます。
長いことハンドメイドをしていると、
色んな事があります。
隣の芝生はあまり気にしないという気持ちがないと、
続かないかもしれませんね。
ハンドメイド作家さんは、
どんな思いで今のハンドメイドを見ているんでしょう。