アクセサリー工房

アクセサリー作りで気になった事・販売中のもの等、楽しめる雑記帳になればいいなと思っています。

ハンドメイドの試作品 どうしてますか

ハンドメイドアクセサリーを作る時、

石の組み合わせだけの場合は、

試作品としては作らず1点もの販売しています。


ただし、

幾つか組み合わせの違うバージョンを作っているので、

そのうちの一つを試着して様子を見ています。

 


作業する時、出かける時、

動きのある動作の中で、

1日付けていて装着感、

特にイヤーフックは耳に当たるので、

ビーズの重なる音、重さなど、

違和感があるか確かめます。


レジンアクセサリーの場合、

幾つか作るので、

販売まで至らなかったものはおまけに。

あとは自分で使ってみて問題ないかみます。


販売を始めたころは、

試作品を曖昧にしていたので、

売れ残りを自分でつけてみて、

問題点をそこから見つけて、

作り直すという作業をしていました。


そんな時にリピーターさんから、

「気に入って毎日つけていたら、

ひと月ほどでパーツを落としてしまって、

同じものをつくってほしい」

と言われたことがありました。

ひと月でパーツが取れる?

ここで初めて金具パーツの問題点を、

見直し始めました。

そこから試作をきちんと作り始め、

改良点を探しました。


ビーズアクセサリーは

デザインもあまり変わらない為、

自分用に作ったものも問題なかったので、

大丈夫と安易に考えていました。


今もビーズアクセサリーなどの完成品は、

石やビーズの並びを考えて作っています。

その代わり売れた時には何度も検品し、

外れにくいかなど確かめてから、

発送させていただいています。


試作品を作ったほうがいいと思うのは、

同じようなものを販売されている場合、

出来上がったものと材料を比較して、

販売価格が納得できるか。

作業時間と時間給を計算して問題ないか。

イヤリングやネックレスなど、

付けたときの装着感。

付け外しがスムーズにでき、

壊れにくいかなど確かめることができます。

 

試作品を作るか作らないかは、

作家さんによって区々だと思います。

年間沢山の新作を出すから、

試作品だらけになっちゃう。

そういう時には、

試作品販売することも、

視野に入れるといいかもしれません。

 

私も以前は、

試作品ハッピーバッグを販売していました。

ただし、これが試作品だという事、

どういう理由で値段が安いのか、

訳ありの場合は何が訳ありなのか、

購入者様に理解していただかなくてはいけません。

 

きちんと説明し、

納得してもらったうえでなら、

問題はないと思います。

おそらくそうして、

試作品やB級品販売されている方は、

いらっしゃると思います。

 

売れ残りの中でも、

おまけも無理かな?という時は、

廃棄処分にします。

作る時にはそんな無駄も考えて、

作品数を増やすといいかもしれませんね。

 

皆さんは試作品はどうされているでしょうか。

 

 

 


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