ハンドメイド販売で困るのが価格。
皆さん計算しながら悩んで、
値段を付けられていると思います。
でも、
どうしても値上げを考えなくてはいけない時もあります。
理由は色々あると思いますが、
私達は材料費が上がった時、
金具の素材をワンランク上に変更した時、
作る作品のランクを上げた時などの為に、
備考としてその旨を記載しています。
ミンネではレターなどを使い、
またブログなどでも、
その理由を、
お知らせさせていただいています。
値段については、
様々な意見があるので、
絶対こうでなければいけない,
という答えがありません。
だからこそ悩みますよね。
そもそもなぜ値段で悩むのか。
アクセサリーや小物雑貨などは、
100円、300円、1000円ショップに行けば、
可愛いものを手にすることができます。
私もそんなアクセサリーショップを、
のぞくことがありますが、
お客様は意外と老若男女?
若い女性、男性、年配の女性など、
幅広い方がアクセサリー類を購入されています。
皆さん鏡の前で楽しそうに、
数点選んでトレイに乗せている姿を見ると、
可愛くて安いものは手に取りやすいので、
色違い、デザイン違いで数を揃えたいのだなと、
見ていて思います。
ハンドメイドはそういう意味でも、
お手頃に可愛いものが手にできる、
ショップの一つかもしれませんね。
ハンドメイドの原価率って、
作家さんによって違いますが、
大体40~20%でしょうか。
私は作った後に価格計算をすると、
納得できなくて、
これは販売できないというものがあります。
レジンなど相場の価格と比較して、
見直しすることも多いです。
どのやり方が正しいとは言えませんが、
私は始めた当初に、
原価率をあやふやな状態でやってしまったので、
これから始める人は、
最初からきちんと計算されると、
作品を値上げする際にも、
慌てることは少ないと思います。
同じものを作っている方なら、
まとめて作業すれば時短になり、
作業効率もよくなるので、
利益率を下げても大丈夫でしょうし、
1点ものなら、
作品一つ作るのにどのくらいかかるのか、
時給を頭に入れて、
値段を設定されるといいと思います。
値上げのタイミングは人それぞれですが、
ただ、
殆どが個人作家さんだと思うので、
自分という工場ですべて行うには無理があります。
それを続けていたら・・・
はっきり言ってブラック企業状態?
長く続けていくには、
値上げをする理由をはっきりさせることで、
購入者側も買いやすいのではないかな?
と思っています。
値上げによってお客さんが逃げることもあります。
反対に理由に納得して、
リピーターさんになってくださる方もいます。
綺麗ごとではない価格は、
続けている間は課題の一つ。
値上げする際に悩む作家さんが多いのも、
そこにあるような気がします。
値上げのタイミングって本当に難しいですね。
皆さんはどうでしょう。