ハンドメイドをされている多くの方は、
おそらく色んなツールを見ながら、
試行錯誤されていると思います。
私もネット販売を始めた当初は、
どうすればいいのか、
多くの作家さんたちのブログなどを見ながら、
毎日悩み作っていました。
ネット販売を始めたのは遅かったので、
今から5年ほど前の話です。
もちろん今も、
試行錯誤は変わりませんが、
ただ、ある時ふと思ったんです。
私は売りたいのか、作りたいのか。
これって同じようで微妙に違います。
多くの方が求めているのは、
流行の形で、
あのタレントさんが付けているから。
でも、ブランドは高いし、
似たようなデザインで、
でもお手頃。
そこで目に留まるのがハンドメイドでした。
じゃあ、同じようなものを作ったら売れるの?
おそらく売れないことの方が多いと思います。
それは、ライバルも多く、
同じようなデザインなら、
人気作家さんから購入したい方が、
圧倒的多数だから。
作りたいものが売れるわけではないことに、
気づかされました。
でも、
楽しくなければモチベーションも上がらず、
売れなければ新作も作れません。
ジレンマです。
そして、
次に考えたのが差別化でした。
差別化という言葉はよく聞きますが、
どのようにしたらいいのか、
悩みますよね。
私はもともとのんびりしているので、
気づくのも遅かったんですが、
ネット販売から4ヶ月を過ぎて、
写真の見直し、
説明文の細分化、
差別化という言葉とともに、
作品の見直しに入りました。
半年の間に売れているものを調べてみたら、
ぼんやりとですが輪郭が見えてきました。
私が作りたいものと売れているものの違い。
そして私が作りたいものの中で、
売れているデザイン。
購入してくださった方からも、
市販にはないアクセサリーだったから、
というお声も多かったので、
だったらここに少しだけ差別化をはかろうかな?
それが始まりでした。
私が作るものは、
オフィス向きではないものが多いです。
付けるシーンを選んでしまうものも、
はっきり言って多数あります。
ただ同じようなものなら、
私のギャラリーでなくてもいいじゃない?
なら、
個性的なアクセサリーを付けても問題ないお仕事の人、
お友達と出かける時にかぶりたくない人、
高齢の方でも遊び心で付けてみたくなる、
そんなものを作ろうと思い、
現在進行形でやってきました。
作り手は三人から現在二人になりました。
ギャラリーに統一性がないのはここにあります。
ギャラリーを分けようかとも思いましたが、
殆どを一人でやっているので、
SNSは無理とブログだけに絞りました。
少しでもわかりやすくと、
ミンネではカテゴリー別に並べています。
カテゴリーを多くしたのは、
ギャラリーを訪れてくれた人が、
こんなものもあるんだと楽しんでもらえるようにと、
思ったからです。
買ってよかった、
可愛いなどの声を頂けたとき、
本当に嬉しくなります。
これはハンドメイドをしている方なら、
皆さん感じられることだと思います。
売れる時があれば売れない時もあります。
それでも続けてこられたのは、
喜んでくださる方がいて、
作ることが楽しいから。
これに限るのだと思います。
皆さんはどんな思いで、
作られているのでしょうか。