ハンドメイドの値段は難しい
ハンドメイドアクセサリーで、
最初にあがる話題に、
販売価格があります。
適正価格ってどのくらい?
ミンネなどではそのあたりを教えてくれるので、
初めての方は参考にされるといいと思います。
原価の中には、
材料費のほか、梱包、時間給、 光熱費、
販売先手数料、交通費、消耗品など色々あります。
最初の頃は、
アクセサリー作りに欠かせない丸カンや接着剤などを、
原価に入れていなかったり、
材料購入に使った交通費、
ネットなら送料など、
考えずに計算していたので、
時間給としたら最低賃金どころではありませんでした。
材料買って、作って、写真を撮って、
ネットにあげて、売れたら再度検品をし、納品書などの印刷、
梱包、発送。
間に購入者様との連絡もはいります。
これを一人でやることを考えたら、
それなりに価格の見直しは必然となってきます。
お店などのアクセサリーは、
きっと原価率も20%くらいで計算されているのかな?
と思います。
まあ、難しいお金については、
それに詳しい方に教えていただくとして、
ここで悩むのがレジンの原価です。
私はこのモールド、このフレームなど、
これには何グラムほど使うからと、
液のグラム数と作った個数で割って、
レジン液の原価を出しています。
ただ、使うレジン液が区々のこともあり、
1本のグラムが100だったり、65だったり、
70だったり・・・
500や200は使わないんですけど、
詰め替え用や大容量だと、
1つあたりの作る原価も安くなります。
他にもホログラムやブリオン、グリッターなど、
こういった細かいものは、
どのように計算するのが正しいのか、
毎回悩みつつ作っています。
適正価格は一応、
お店や作家さん達の値段を頭の片隅に置きつつ、
購入者側の目線も考えながらつけるようにしています。
これにはこれだけかかっているけど、
これを欲しいと思う方がどれくらいいるのか。
ここにクオリティも入ってくるので、
悩みは尽きません。
原価計算をしながら、
日々チェック中。
作業時間も要領の違いが人にはあり、
同じ作業で出来上がりもさほど違いはないのに、
1時間かかる人もいれば、
40分で終わる人もいます。
この時間割も難しいです。
ただ安くて可愛いものなら、
ハンドメイドアクセサリーでなくても、
お外でいくらでも探すことができます。
材料はハンドメイドショップで購入しているので、
同じようなものになってしまいます。
そこにどれくらいのオリジナリティーが出せるのか、
それが分かれ道なんだと思います。
皆さんは適正価格をどのようにつけられているんでしょうね。